90歳の現役助産師が語る、生まれるということ

今朝、スマホを見ていて気になる記事がありました。日経ビジネスオンラインの記事で『「90歳の現役助産師」が語る、生まれるということ」というタイトル。国内最高齢の現役助産師が約70年に渡り、赤ん坊を取り上げてきた女性が語る家族観、死生観です。初めて取り上げた赤ちゃんが70歳になる(!)という経歴ですよ~!それだけでも大いに興味をそそられますよね?

・人それぞれ「生まれ方」がある

・「出産の喜び」が減ってはいないか

・生まれたら死ぬのが定め

・女と男は一緒ではない

・「子供がいたら人生の邪魔になる」という意識が問題

興味を引くタイトルが並びます。70年間4,000人の赤ちゃんを取り上げた経験からか、とても説得力のある骨太の内容です。

その中で特に私が興味を持つたのが

・赤ちゃんは全部分かっている

というタイトル。以下本文より


動物は生まれたら、すぐに立とうとするでしょう。人間の赤ちゃんは絶対に立たれへん。歩かないということは、何もできないんです。でもそれは、何も分からんと生きているわけじゃない。そのときの感性というものはすごく敏感です。ことに親の考えていることは、もうすぐ分かる。抱いたら肩が凝るとか、子供がはたへ来たら邪魔くさいとか、そんなんも全部。

だからそうじゃなしに「よしよしって何でもあんたのことは受け止めてやるよ」ってせなあかん。ものを言わんから赤ちゃんが何も知らんと思ったら、大間違いや。何でも分かる。そやからもう本当に、大事にかわいいかわいいと、それだけちゃんとするしかないんや。子育ての基本はかわいいと思うことや。

そうやってお母さんが腹をくくったら、大泣きしてる子でも不思議と落ち着くんです。そしたら、もう今、子供も進化してきていますのでね、親のことも子供は分かってくれるんですよ。さっき人間の子は生まれてすぐは立たれへんって言うたけど、このごろ10カ月で歩く子供が多いんです。立って歩きだしたら自立ですよね。

最近は生まれて半年やそこらで勤めに出る方が多いでしょう。私は皆さんに「働いてええで」って言います。でもその代わり「夕方迎えに行った時に、あんたよう遊んでくれたからお母ちゃん本当に仕事できて嬉しい」と、心の底から喜びを伝えてやり、って言うんです。子供からしたらね、大好きなお母ちゃんが喜んでくれることはまたしようって気になりますよ。子供はそうやって進化していってると、認めてええんちゃうかな。

感覚が敏感な0歳児の間に、とにかく徹底して愛情を与えて与えて与え切る。それで育児の50%は終わりです。お母さんと子供との間に、強力な信頼関係ができる。そしたら自己肯定感が磨かれて、お父さんやおじいちゃんおばあちゃんとか、年上の人らと信頼関係を築いていけるようになる。そういう性根はね、その子の一生続くんですよ。


私はこれ文章を読んで、救われた気になったんです。と言うのも、私は娘を8か月から保育園に預けて、仕事を再開しました。1歳にもならない内に子供を預けて働く事には、正直、後ろめたさや娘に対する罪悪感もありました、、、他の子供達と比べて淋しい思いをさせているのではないかとも思っていたんです(>_<)

実際、保育園にお迎えに行くと満面の笑みで駆け寄ってくれました!だから私の顔を見て喜んでくれることに幸せを感じる反面、淋しかったのではないのだろうか?と常に思っていたんです。

でも「子育ての基本はかわいいと思うこと」「徹底して愛情を与えて与えて与え切る。それで育児の50%は終わりです。」と言われて「そうなのか!」「それならちゃんと愛情を注いでいたぞ!」と思えて嬉しいというか、自信を取り戻したというか、20年以上ずっと気にしていた事がとにかく救われた気になったんです。

もうすぐ4月、春から保育園生活をスタートさせるお母さんも多い事でしょう。私のように後ろめたさを感じることなく、新生活を始められたらいいなと思い、この記事を紹介しました。

記事に興味がある方は下記リンクからご覧ください

【坂本フジヱ】「男と女が同じなら、そらセックスもせん」

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投稿者:

mikahousing

小田急相模原のサウザンロード商店街沿いで不動産業を営んでいます。女性ですが独立開業をして、現在一人で営業しています。地元相模原市出身。星が丘小学校・上溝中学校・桜美林高校・東洋大学を卒業しました。 女性の一人暮らしを応援しています!電話・メール・ラインでいつでも連絡下さいね

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