契約後1週間で解約

先日事務所近くでワンちゃんを散歩させている女性を見かけました。10月に契約してくれたTさんに似ていますが、歩いているのは新居とは別の方向。。。人違いかな?と思いながら後ろから近づくと、間違いなくTさんのワンちゃんです。そこでTさんに声をかけてみました。

すると思いがけない経緯を話してくれたのです。

契約した1週間後、両親が倒れて介護することになり同居することになったこと。そこで契約を解除したこと。

Tさんが私の事務所に物件を探して欲しいと来たのは4月。ペット可で現住所の近くの物件を希望されていました。なかなかペット可の物件が見つからず、見つかったとしても現住所から遠くて自転車通勤が難しかったり。ようやく契約にたどり着いたのは半年後の10月でした。やっと見つかった!とTさんと喜んだのに、まさかすぐに解約になるとは。。。本当に驚きました。

「またこ゚縁があったら宜しくお願いいたします」と言われたのがせめてもの救いでした。

携帯料金未払い案件

麻溝エリアで1Kアパートをお探しのお客様から電話がありました。契約金を安く抑えたいとの事。探してみると相模台7丁目にフリーレント1ヶ月・仲介手数料オーナー負担と言う物件が見つかりました。

するとお客様は、その物件に決めたいと言いました。今はWEB上で申し込みが出来るので、来店不用です。申し込みのURL を携帯電話に送りましょうか?と伝えると、操作に慣れていないから直接店に行きますとのお返事でした。

後日、ご本人と緊急連絡先様が来店し、私がお客様に代わってWEB 入力をしました。全てを入力して、保証会社から本人確認の電話が携帯電話にかかってくる事を説明した後、まさかの展開…

携帯電話料金が未払いで、現在通話が止められていると言うのです!

これでは審査が通らないと思いましたね…賃料未払いと同じ位、携帯料金未払いは審査において重要事項なのです。だから1番最初に伝えて欲しかった。

それでも判断するのは私ではなく、保証会社や管理会社ですので、緊急連絡先様の携帯電話を使って折り返し保証会社に電話することが可能か確認することにしました。

ところが案の定、管理会社から携帯電話を止められているのは携帯を持っていないと同じと言われてしまいました…

お客様は今度の給料日に未払い分を支払うと言っていましたが、通話が復活しても保証会社の審査通過は難しいでしょうね。

残念です。

エイブルにガッカリ

本日はエイブル東日本が募集しているマンションの撮影を予定していました。エイブル指定の内見依頼書に必要事項を記入して、メールで送りました。折り返し鍵の所在の電話があったのですが、鍵はエイブル相模大野店に受け取りに行くことに。。。

電車で行こうか、自転車で行こうか一瞬悩みましたが、悩んでいるなら自転車で行った方が早い!10分もあれば相模大野に着いてしまいます。

いざ相模大野店に着き鍵を取りに来た旨とマンション名を伝えても、スタッフの反応がありません。初めて聞くマンション名みたいな様子でした。2,3人のスタッフが何やらヒソヒソ話。。。普通なら鍵をすぐに渡せるように用意しておいてくれるものですがね。本社から連絡が入っていない様子でした。

その後、オーナーの自宅と携帯電話に連絡を入れて、鍵が現地にありことが分かりました。つまり相模大野に来たことが無駄足となったのです。。。

そのまま急いで小田急相模原のマンションに向かいました。

琉球畳やモダンな襖が特徴的。なかなか個性的な部屋でした。撮影に1時間以上かかったので、この努力が報われるといいなぁ。

事務所に戻ってから、エイブルに時間のロスになった事をメールで報告しました。今回の件は、大手の管理会社あるあるですね。

閉じ込められ案件

一昨日の夕方、ある入居者から電話が入りました。子供部屋のドアが開かなくなり、中に子供が閉じ込められているとの事でした。塾に行く時間が近づいていて、お母様は非常に慌てている様子。取り敢えず鍵穴用の潤滑スプレーを持参してお宅に伺いました!

現地に着くとドアノブは半分取れかかっていて、ノブを回しても上手く回りません。。。スプレーをしても状況は同じです。。。

こちらのお宅は24時間駆け付けサービスのホームマイスター24に加入しているのですが、電話をしてもFAX音が鳴るだけで電話が繋がりません。

そこでサウザンロード商店街にある「総合ロック」に電話して業者に来てもらうように入居者に伝えました。電話をするとすぐに来てくれるとの事。ひとまず安心して事務所に戻りました。そしてもしかしたら家財保険の対象になるかもしれないので、領収書を受け取るように言いました。

その後、入居者が領収書を持って事務所にきてくれたのですが、金額は20,900円!!!突然の出費としては痛いですね。。。聞けばドアノブの内部が経年劣化により一部が破損していたそう。

保険会社に状況を伝えてみたものの、残念ながら保険の対象にはなりませんでした。

そこでアメリカに住むオーナーにメールでご相談してみることにしました。半額の10,000円を負担してくれないかとお願いしてみました。契約上は小修繕は入居者の負担ですが、経年劣化は入居者の過失ではないので、全額負担してもらうのは私の心が痛むので。。。。断ってもらっても契約上は問題ないことを伝えたのですが、オーナーは快く引き受けてくれました。嬉しかったです!!!

こういうときに協力してくださるオーナーだと、入居者も永く住もうと思ってくれるのではないでしょうか?

 

ナイジェリア人の申込み

誰からかの紹介らしく、先週ナイジェリア人の男性が来店しました。2件物件を案内して、申込みをしてくれたまでは良いのですが…

管理会社から確定申告を提出するように言われ、その旨を伝えたのですが、本人に上手く伝わらないようです。Google翻訳で検索して、英語でも伝えてみました。

でも税理士が書類を持っているとかで、本人の手元にはないと言うのです。そんなはずはないのですが…

結局、提出期限までには間に合わなく、申込みは取消されました。この1週間の仕事は水の泡。

何度も経験していますが、外国人の契約は難しいですね…

無職の部屋探し

先月30代男性で無職の方が部屋探しに来店されました。

無職でも賃貸借契約は出来ます。ただし賃料を払える証明として預貯金通帳のコピーを提出して頂く事になる旨を伝えて、お客様より了承を頂きました。

お客様の希望はオートロック・駐車場有のマンション。対象となる物件が少ないのが現状です。

1件目

「無職」と伝えただけで管理会社よりNG

2件目

保証会社の審査は通りましたが、退去後に内見をしてみたらイメージと違っていた為、残念ながらキャンセル

3件目

保証会社より連帯保証人を求められ、親族を連帯保証人を立てたものの不承認

4件目

保証会社不承認…

お客様としては充分な預貯金があれば、審査は承認するものと思っていたようですが、現実には厳しい事が分かったようです。以後、お客様からの連絡は無くなりました。

当社としても一生懸命対応したのですが、残念です。この仕事は成果報酬なので、契約に至らなければ収入は0です…

今月は良いご縁に恵まれますように。。。

リピーターのお客様

7/1(月)の朝、以前契約されたお客様からお電話を頂きました。来店予約のお電話です。

このお客様が契約されたのは数年前ですが、とても良く覚えています。次女の方のお部屋探しの為に、ご本人とご両親様の3人でご来店されたのです。その仲の良さに驚くやら、羨ましいやら。。。しかも平塚市から!!!だから余計に印象に残っているのだと思います。

今回は長女の方のお部屋探しとの事。やはりご両親様と一緒の3人でのご来店でした。相変わらずの仲の良さで、私までニコニコしてしまいます!

予めネットで物件を検索していたそうで、内見したい物件名を教えてくれました。しかもその物件は他社の管理会社の専属物件なのをご存知で

「相模大野まで行くのが面相くさいから、ミカさんのところで内見できたら」

と言ってくださったのです。早速内見の手配をして、お父様の運転する車に相乗りさせて頂き、ご案内しました。

立てる高さのあるロフトがある2DKマンションです。とても気にってくださり、すぐにお申込みを頂きました!有り難いですね。

大雨のご案内

6/18(火)は朝から大雨でした。事務所を開けてもきっと暇だろうなぁ。。。と思っていましたが、一応出社しました。ニュースでは大雨による新幹線運転停止を報じています。電車が停まる前に早めに事務所を閉めようと決めました。

すると、以前契約してくれたナイジェリア人(男性)が来店しました。小田急相模原・相武台前でアパートを探しているそうです。有り難いけどよりによって、こんな大雨の日にご案内になるとは。。。

3件程、外国人可の物件をピックアップして彼が運転する車に乗り込みました。外国人のご案内の利点はとにかく内見時間が短い事!ですね。3件を見て回っても30分程でした。

以前の彼は日本語がほとんど話せなかったのですが、日本人の奥さんと結婚してから日本語が上達していました。

翌日には内見した3物件の中から決めた物件を連絡をしてくれました。今はオンラインの申込なので、漢字の読めない彼のために私が必要事項を入力していきます。無事に審査が通って努力が報われるといいな~!

相見積もり

相見積もりとは、同時に複数の業者から商品やサービスの見積もりを取り、条件や価格を比較することです。

賃貸不動産仲介業では、家賃・共益費・火災保険料などは管理会社から指定されるので、他社と異なる見積額が出るとしたら仲介手数料位ですね。

先日、男性からとあるアパートの見積もりを依頼するお電話が入りました。初期費用の合計額ではなく、費用ごとの金額を出してメールで送って欲しいとの内容でした。メールアドレスは伺いましたが、ご本人は名前を名乗りません。この時点でなんか胡散臭いなぁ、と感じました。

取り敢えず費用ごとに費用を明示してメールを送りました。

そして次の日、その男性から再び電話が入りました。その方曰く「とにかく初期費用を抑えたい」そうで、下記の事項について交渉して欲しいと言ってきました。

1.火災保険は自分の利用している保険会社を使いたい

2.退去時クリーンング代を下げて欲しい

3.鍵交換代を下げて欲しい

4.24時間駆けつけサービスは火災保険で賄われるので、外して欲しい

私は開業して10年以上経ちますが、このような主張をされる方は初めてです。1に関しては保険証書を提出することで認められる(無保険を避けるため)ことがありますが、それ以外に関しては管理会社指定に条件なので、認められることはないのではないのでは?と伝えました。

また申込みをしていない段階で条件交渉はできません。申込書を提出して借りる意志を示した後、諸条件についてオーナーが判断をします。そのことも彼に伝えました。

すると「それなら申込書を記入するから申込書をメールで送って欲しい。内見はもう済んでいるから」と言われたんです!

えっ?どういう事????

そこで「どうして内見をしてもらった不動産会社に頼まないのですか?」と訪ねたら

「相見積をとっている」と言われたのです。。。

基本的に内見を依頼した不動産会社に申込みをするのが筋です。信義則に反したことはしたくありません。当社としては見積もりを出すことはお断りして電話を切りました。

胡散臭いと思った第一印象が当りましたね。。。

一般に家賃交渉をすることは可能です。それを判断するのはオーナーなので、交渉が上手くいくかどうかは分かりません。ただ中には「あれこれ主張する借主だと、入居してからクレームが増えるかもしれない」と判断される場合があります。条件交渉をしたい気持ちはわかりますが、それなら初期費用が抑えられる別の物件を検討する方が懸命だと私は思います。

2件同時の契約でした!

昨日は11時から2件同時の契約でした。つまり、同じアパートで部屋が違う2人の契約。賃料が違うだけで契約期間や契約内容は全て同じなんです。2人は同じ会社に務める会社の同僚。同じアパートで別々に暮らせる物件を探されていたそうです。

だから別々に契約をするより早く終るので、2人一緒にご来店頂きました。

申込みを貰ったのは先月3月。繁忙期のこの時期にアパート2部屋の空きを見つけるのは、大変だったと思います。当社が入居募集を依頼されているアパートは、女性限定。しかも4/1と4/6に退去が続いたので、条件がバッチリ合いました!(笑)

コロナ前は弊社のホームページ公開数は400~450室でした。コロナ禍で引っ越しをする人が減ったようで、現在のホームページ公開数は200室前後です。しかも繁忙期となる2月~3月は150室を切ることもしばしば。。。

コロナ以降、繁忙期の部屋探しは本当に大変な状態が続いています。比較的キレイな人気物件は、新着で掲載した1~3日以内に無くなっていることはしばしば。入居中の物件を写真だけ見て、決断するしかない状態です。

弊社でも3月下旬入居希望のお客様が千葉県から内見の来られたのですが、内見をした翌日の申込みをしよいとしたら、既に他の方の申込みが入っていた。。。なんて事もありましたよ。

昨日契約してくれた2人も入居中の物件に申し込みをしてくれ、退去後に改めて内見して頂き契約に至りました。2人同時の契約は開業してから初めて!貴重な経験になりました。

鍵の引渡しまで引き続き丁寧に対応したいと思います!