TBSラジオ 安住アナが嗚咽

ミカハウジング郡司です。私は仕事中、音が無いと寂しいのでパソコンで聞けるラジオ「ラジコ」で放送を聞いています。

子供の頃、畳職人の父が仕事中にずっとラジオを付けていたので、その習慣を受け継いだみたいです(笑) 学生時代、勉強中はずっとラジカセでラジオを付けてたんですよ。「ラジオ寄席」を聞いて、落語ファンになりましたね~(^-^)

昨日の日曜日、いつものようにラジコで「安住紳一郎の日曜天国」を聞きながら仕事をしていました。安住アナのトークは、お笑い芸人とは全く違う笑いを誘うので、毎回出来る限り聞くようにしています(タイムフリーでは聞けないので。。。)リスナーも多いらしく、ラジオ界きっての高聴取率番組だそうです。

TBSラジオ 安住紳一郎の日曜天国

いつも通り爆笑トークが一段落すると「さて内輪の話を、もう一つ。恐縮なんですけれども、もう一人、あのう、後輩の話をしたいと思います」と言った後、無言になります。

あれ?パソコンの調子が悪いのかな?と思いボリュームを上げても聞こえません。でもBGMは聞こえます。。。という事は、放送事故かな?と思いながらじっと聞いていると安住アナの嗚咽が聞こえるではありませんか!?安住さんが泣いている??

「すみません、ちょっと待って下さい」というと、また沈黙が流れ、咳ばらいをする音が聞こえます。

その後。震える声で話した内容は、自殺した後輩川田亜子アナウンサーが亡くなってから丁度10年になるとのこと。

「彼女が、まあちょっと仕事のやり方が少し強めだったということもあって、少し孤立していた時期があってね。

で、僕もやり方が強引で孤立していた時期があって、当然周りの同僚からは少しこう浮いちゃったところがあるんだけど。

その時に川田が夜中に、俺の所にやって来て『安住さん、私も孤立してしまいました。安住さん、私と組みませんか?』と言う事を突然言ってきたんですよね。

ただ俺はその時、川田には、『多分川田は俺に甘えに来ただけだと思うんだけど、俺は俺で何か、お前のやり方とは違う。お前は、そのやり方で仕事が煮詰まったんじゃないか』と言う事で少し突き放してしまった。そこに対しての後悔がもの凄くあって。

その後、結局彼女は自殺してしまうのだけれど、本当にその時の事を後悔しています。

そして川田さんの事を大事に思っていた人には、申し訳なく思っています。勝手に10年経ってこんな事を言われてもと思うんだけれども、それは本当に、どんな謝罪をもっても許されないことだと思って。

俺がこの放送局のアナウンサーを続ける限りは、川田の事を考えてあげたいという風に、ずっと思っているんです。

あの、非常に可憐な女の子なんですけども、そしてとっても性格が強気なんですけど。。。。寂しがり屋の所がありましたので、是非たまに思い出してやって下さい。

丁度、彼女が亡くなってから10年が経ちました。内輪の話ばかりで申し訳ない。今日は自分の話ばかりしてしまいました」

(週間新潮WEBより)

ここまでの放送を聞いていた私は、思わず涙してしましました。安住アナはずっと自責の念に駆られて過ごしてきた気持ち。そしてずっと忘れないでいようという姿勢。また川田さんの性格とか職場で孤立してしまった姿が自分に重なりました。私も仕事中心に考えて行動した結果、孤立した事が何度もありました。そして仕事は強気なのに、寂しがりやなのも同じ。お二人の気持ちがどちらも分かり、ホント胸が詰まり涙が止まりませんでした。

番組のツィッターを見ると、安住アナが川田アナの話をするのは毎年の事のようです。やはり10年に節目に命日は、これまで過ごした命日とは感じ方が違うのでしょう。私は娘が亡くなって今年20年でしたが、やはりいつもの命日とは思い出す内容が違うと感じましたから。

以下ツィッターの内容です

「5月の終わりには川田アナのお話をいつもしてくれる安住さん。亡くなって10年。ご遺族は今もお話ししてくれて嬉しいと思います。」

「安住アナが後輩で亡くなった川田アナへの後悔の念を語り出し、号泣するもんだから仕事中にもらい泣きしてしまったじゃないか。皆、癒えない傷を抱えて生きているし、あれだけ正直に心情を吐露することで救われる人もいると思った」

「サラリーマンとして生きること、仕事への意地、先輩としてのプライド。。。その中で『後輩への優しさ』に心が至らなかったという、安住さんの『謝罪』。未熟さを受け入れる誠実さと、そこに耐えきれず泣き出してしまう弱さを、その独白から心から痛いほど感じ、涙が止まりません。」

生きている間も、そして亡くなってからも『無関心』ほど辛い事はありませんよね。生きていてもいなくても、相手を思い出す人間でありたいし、そう思ってもらえる人間でもありたいな。色々な事を感じた日曜の朝でした。

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投稿者:

mikahousing

小田急相模原のサウザンロード商店街沿いで不動産業を営んでいます。女性ですが独立開業をして、現在一人で営業しています。地元相模原市出身。星が丘小学校・上溝中学校・桜美林高校・東洋大学を卒業しました。 女性の一人暮らしを応援しています!電話・メール・ラインでいつでも連絡下さいね

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